22歳の今

“バイバイ”で伝えた意思。眠い朝のみーちゃん

絶賛、生理前のみーちゃん。

支援学校を卒業してから生理の周期が安定せず、生理開始日はまったく読めない状態が続いている。

基本的にはショートスリーパー。夜中に一人で起きてボーッとしていたり、トイレに行くこともある。それでも朝はしっかり起きてくる。

とくに最近は「洗濯物」へのこだわりが強く、私が干し始めると、寝不足でも起きてきてチェックを始めるのが日課になっている。

昨日自分が着ていた服がちゃんと洗濯されているか。干し方は正しいか。

何点か確認したあと、朝食へ。

だが、今朝は違った。

洗濯物を干す音がしても起きてこない。

あれ?体調でも悪いのかな。熱でもある?
高熱以外は何があっても起きてくるみーちゃんが起きてこないと、こちらも不安になる。

でも送迎まではまだ時間がある。あと30分は寝かせておこうと判断。

8:00、そろそろ起こすかと寝室に入る。
一瞬だけ目を開けたが、明らかに眠そうな様子。

どうしようかなと迷ったそのとき──

「バイバーイ!!」

手を振りながら、はっきり言ってくれた。

最近ようやく「バイバイ」が明確に言えるようになったみーちゃん。

この朝の「バイバイ」は、「出ていって、まだ寝たい」という意思表示だ。

しっかり要望が伝わった。すごいぞ、みーちゃん。

ここで無理に起こして、通所が嫌になったら本末転倒。

本人の意思を尊重して、もうしばらく寝かせることにした。

結局8:30に起床。
鼻歌まじりの機嫌のいい朝食タイム←
送迎には間に合わないので、事業所に連絡。
「あとから送っていきます」と伝えると、なんと「10時に迎えに行きますよ」と返答が。

みーちゃんが通っている生活介護事業所は、心のリハビリとステップアップを目指す場所。午後からしか来られない人や、自宅で昼食をとりたい人など、さまざまな利用者さんに柔軟に対応してくれている。

送迎もその一つ。

今日のことを事業所に伝えると、「送迎は何時でも対応できます。本人の要望をしっかり聞いてあげてください」と温かい言葉をもらった。

アリガタヤ・アリガタヤ。

ABOUT ME
よかてん
はじめまして。「よかてん」と申します。 発語のない重度知的障がいを伴う自閉症の娘「みーちゃん」との日々をブログに記録しています。 発達がとてもゆっくりだった娘も、今では22歳になりました。 このブログでは、療育や生活の工夫、家族の関わりなど、実体験をもとに書いています。 同じような状況の方や、関心を持ってくださる方の参考になれば幸いです。 わたくしごとですが、2025年、シングルマザーになりました。 障がいがある娘を連れての離婚についても書いていきます。 ご意見・ご感想などございましたら、[お問い合わせフォーム]よりお気軽にご連絡ください。