母はまだ元気です。食欲もあるし、テレビを観て笑いながら日々を過ごしています。

でも、母の家の売却問題をきっかけに「その後」を具体的に考えるようになりました。慌ててから動くより、元気なうちに考えておく方がいい。縁起が悪いことじゃなく、母への誠意だと思っています。

この記事では、仏壇の処分方法と、団地に仏壇が置けない私が見つけた「母を想う場所」についてまとめます。


母の家にある仏壇、どうする?

母が亡くなった後、実家の仏壇をどうするかという問題があります。

私は団地住まい。大きな仏壇を置く場所はありません。

仏壇は「ただ捨てる」というわけにはいかず、まず魂抜き(閉眼供養)という儀式が必要です。

魂抜き(閉眼供養)とは?

仏壇に宿った魂を、僧侶の読経によって抜く儀式です。法律で義務づけられているわけではありませんが、そのまま処分することに抵抗を感じる方が多く、丁寧に見送るための儀式として行われています。気持ちの問題、といえばそれまでですが、後悔しないためにも検討する価値はあると思います。

  • 依頼先:菩提寺(先祖代々お付き合いのあるお寺)が一般的
  • 費用目安:お布施1万〜5万円程度+お車代5,000円程度
  • 浄土真宗の場合は「遷仏法要(せんぶつほうよう)」と呼び方が異なります

菩提寺がない場合は、同じ宗派の近くのお寺や、仏具店・不用品回収業者(遺品整理対応)に相談する方法もあります。

魂抜き後の仏壇の処分方法

方法費用目安特徴
菩提寺に引き取り・お焚き上げお布施のみ最も丁寧。檀家でないと断られることも
仏具店に引き取り依頼2万〜8万円程度スムーズ。運搬も依頼できる
粗大ゴミとして処分数百〜数千円魂抜き済みであればOK。自治体によって異なる
不用品回収業者業者による魂抜きから処分まで一括依頼できる場合もある

※費用・対応内容は地域・業者によって異なります。事前に確認を。


小さい仏壇を探してみた

ショッピングセンターでも最近は小型のお仏壇が売られています。

でも、私の団地にはそれすら置く場所がない。

スペースの問題だけじゃなく、パニック症候群の長女が怖がるのもあります。


仏壇の代わりになるものを見つけた

そんなときに出会ったのが、小さなお墓KOBOです。

ガラス製の手元供養用のお墓で、手のひらサイズ。棚の上にそっと置けます。

「仏壇がなければ母を想えないか」といえば、そんなことはないと思っています。毎日目に入る場所に、母を想えるものがあればいい。形よりも、気持ちを向ける場所があることが大切だと感じています。

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まとめ

  • 仏壇の処分には魂抜き(閉眼供養)が必要。菩提寺か仏具店・業者に相談を
  • 費用は魂抜き+処分で合計2万〜8万円程度が目安
  • 団地や賃貸で仏壇が置けない場合、手元供養という選択肢がある
  • 母を想う気持ちは、仏壇の大きさじゃない


<よかてんのひとりごと> 母の着物、買取に出したら現実を知った

母の家には物があふれています。

婚礼家具、着物タンス、そして何より多いのが服。認知症がわかってからも、捨てられずそのままになっています。

母は着物が好きで、たくさん持っていました。今後の介護費用の足しになればと、認知症がわかった頃に、母がいつも購入していた着物屋さんを含め買取業者に査定をお願いしました。

結果は衝撃でした。着物はほぼ買い取ってもらえません。

理由を聞くと、需要がないこと、そして着物はオーダーメイドで本人のサイズに仕立てるため、他の人が着られないこと。海外でも需要がないそうです。

未使用の絹の帯と大島紬だけ、少しだけ値がついたくらい。一度でも使用した帯は買取不可と言われました。

総額何百万円もかかったであろう着物たちが、ほぼ二束三文。現実はそういうものだと知りました。

母の家の片付けは、まだ先の話です。でも現実を知った今、残っているのは処分費用を払っての片付けばかりだと覚悟しています。

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