認知症・要介護3・母の介護日記

【認知症】もし要介護の母が団地に引っ越してきたら?生活費を現実的に計算してみました

母の介護を続ける中で、
「もし母が今の家を出て、近くの団地に引っ越してきたら生活は成り立つのか」
を、現実的に考える必要が出てきました。
今回は、あくまで想定ですが、
母が団地に住んだ場合の生活費を一つひとつ計算してみます。


想定条件

  • 母は一人暮らし
  • 要介護3(要介護4申請中)
  • 同居ではなく、近居(別居)
  • 入浴はデイサービスを利用(自宅入浴なし)
  • 食事は
    • 1食:宅配弁当または冷凍弁当
    • 1食:私が用意

団地に引っ越した場合の生活費(要介護3想定)

項目金額(目安)補足
家賃15,000円公営団地想定
光熱費10,000円冷暖房費が安くなる可能性
ガス代1,000円自宅入浴なし・基本料金
介護費26,000円訪問介護・デイサービス自己負担
食費30,000円1日2食/1食宅配・1食手作り
医療費5,000円定期受診・処方薬
保険・積立5,000円互助会・保険
日用品費(オムツ代含む)10,000円消耗品一式
支出合計102,000円

年金収入:112,000円
残額:約10,000円

※ この10,000円は、今後の入院や想定外の支出に備えて残しておきたいお金です。


要介護4になった場合の変化

要介護4になると、
利用できる介護サービスの量(点数・支給限度額)は増えます。

一方で、
自己負担が際限なく増えるわけではありません。


要介護4でも自己負担が急に増えない理由

介護保険には、
1か月に支払う自己負担額の上限が決まっている制度があります。
これが「高額介護サービス費制度」です。

簡単に言うと、

介護サービスをたくさん使っても、
自己負担は毎月この金額まで
それ以上は、後から戻ってくる(約半年後)

という仕組みです。

そのため、要介護4になって
サービスの利用量が増えたとしても、
自己負担額は一定ラインで止まるケースが多くなります。


今回の試算で介護費を26,000円のままにしている理由

今回の生活費シミュレーションでは、

  • 要介護3
  • 要介護4

どちらの場合も、
介護費の自己負担を26,000円で計算しています。

これは、

  • 要介護4になることで
    • 使えるサービスは増える
    • ただし自己負担は
      高額介護サービス費制度の範囲内に収まる

と想定しているためです。

※ 実際の上限額は、
 所得区分・世帯状況・自治体によって異なります。


要介護4になった場合の生活費(助成あり想定)

※ オムツ代の助成 6,500円/月 を想定
(※自治体により異なります)

項目金額(目安)
支出合計95,500円

年金収入:112,000円
残額:約16,500円


一番の不安材料は「食費」

食費は1日2食、月3万円で計算していますが、
正直なところ、ここが一番不安な部分です。

  • 値上げ
  • 体調や食欲の変化

によって、簡単に増える可能性があります。

それでも1日2食のうち、

  • 1食は宅配弁当・冷凍弁当
  • 1食は私が手作り(家族分から取り分け)

という形を続けられれば、
生活が破綻する可能性は低いと判断しました。

食事を1日2食としている理由

今回の試算では、母の食事を1日2食で計算しています。
「高齢者は3食では?」と思われるかもしれませんが、これには理由があります。

母は現在、歩行ができず
入浴デイサービス以外の時間はほぼベッドで過ごす生活です。

また、膝が曲がった状態が続いており、
体重が増えると関節への負担が大きくなるため、
主治医からも「体重増加は避けた方がいい」
と指示を受けています。

そのため、

  • 無理に3食を取らせること(母もお腹が空かないとのこと)
  • 食事量を増やすこと

はしていません。

現在は、

  • 夕食は宅配弁当
  • 朝・昼兼用はヘルパーさんが調理

という形で、量よりも体調を優先した食事回数にしています。

※ 食事回数や量は、体調・疾患・生活状況によって適切な形が異なります。
 この判断は、母の身体状況と主治医の意見を踏まえたものです。


よかてんのひとりごと

正直なところ、
みーちゃんを連れて、車で20分の距離を
何かあるたびに通うのが、少しずつ辛くなってきました。

母の家では落ち着かず、機嫌が悪くなるみーちゃん。
「急いで用事だけ済ませて帰らなきゃ」と、いつも時間に追われています。

本当は、もう少しゆっくり家事をしたり、
身の回りの整理をしたりしたい。
ヘルパーさんだけでは手が回らない部分は、
どうしても家族の手が必要になります。

でも、それができない。
その積み重ねが、思っている以上にストレスでした。

近くに引っ越してくるなら、全部を受け入れる覚悟が必要です。
それでも、今の形を続けるより、その方がみーちゃんにとっても、
きっと落ち着いた生活になる。

そう思って、この選択を考えています。

・・・・団地が当選した時の話ですが(笑)


ABOUT ME
よかてん
要介護3の母の在宅介護と 発語のない最重度知的障がいの自閉症の娘(みーちゃん:22歳)の支援をしながら暮らす、シングルマザーです。 在宅介護と障がいのある子どもの支援は、日々予想できない出来事の連続です。 母の徘徊、通所の不安定さ、急な休み、家事との両立、制度の複雑さ…… その中で私自身が実際に困ったこと、助けられたこと、工夫して乗り越えてきたことを記録し、同じ悩みを抱える方の助けになればと思い、このブログを始めました。 このブログが、だれかの「今日の悩み」を少しでも軽くし、 安心して介護や育児に向き合えるきっかけになれば幸いです。 私自身は、3年程お休みしていた訪問介護の仕事を再開しました。 お問い合わせやご相談があれば、どうぞお気軽にご連絡ください。