生活保護の申請を前にして悩んでいた私が、最終的に「申請を却下する」という選択をしました。

この記事では、家族からの言葉・ケースワーカーとのやりとり・却下を決めた理由を正直に書いています。前の記事からの続きですが、この記事だけでも読めるようにまとめました。

👉 前の記事:生活保護申請を前にして、気持ちが揺れる夜のはなし


ケースワーカーが新居に来た日

ケースワーカーさんが新居に来た日、まだ住める状態ではなかったため元の家に戻り、長女と元夫に今日のことを話しました。


「それなら、私が少し出すよ」という家族の言葉

長女はこう言いました。

「おばあちゃんのところに介護に行くのに車が使えないとか、自己破産とか、たくさん規制されて、それでもそんなにもらえるわけじゃないなら、私のお給料から少し出すよ。お願いだから申請は却下して」

元夫も、「知り合いから最近生活保護の条件が厳しくなってるって聞いてたけど、そこまでとは……。俺も少しなら生活費出せるから、却下したほうがいい」と言ってくれました。

今ごろになって家族が一致団結(笑)。私が元夫との生活に疲れて家を出たのに、困ったときは寄り添ってくれる。これからも、困ったときは助け合える関係でいられたらいいなと思いました。


自分で決めた「却下」という選択

数日、一人で考えて、結局申請を却下することにしました。

私が稼げるようになるまでは元夫に甘えよう。その代わり、家事がまったくできない人だから、その分は家事でお返ししようと決めました。


ケースワーカーへの連絡と窓口でのやりとり

翌日、ケースワーカーさんに電話したところ、「電話では受けられないので窓口に来てください。却下の書類を書いていただく必要があります」とのことでした。

療育手帳や住民票の住所変更もあったため、まとめて役所へ行くことにしました。

生活援護課の窓口で「却下されるのですね。却下して生活は大丈夫ですか?」と尋ねられました。

生活が苦しいから申請したのに、なぜ却下? ケースワーカーさんが疑問に思うのも当然です。私はこう答えました。

「娘が叫ぶとドライブに行かないと落ち着かないのに、車がない生活は無理がありますし、母の通院や介護にも車が必要です。事業も少しずつ軌道に乗ってきているので、自己破産はしたくありません」

「今すぐ自己破産ではなく、半年後くらいが目処です。お母様の通院が理由での車所持は申し訳ないのですが認められません」と返されました。

最後にA4の白紙を差し出され「ここに却下理由と名前を書いてください。雛形はないので、自由に書いてください」と言われ、簡単に理由を書いて受付は終了しました。


思ったよりも厳しかった現実

障がいの特性が理由での車所持が審議対象になるとは、正直予想外でした。

私の周りにも子どもに障がいがあって生活保護を受けているシングルマザーはいます。車を所持している人も多い。でも、その子どもたちはみーちゃんよりも軽度です。

状況によって条件が大きく変わる。それが生活保護の現実でした。


まとめ

  • 家族(長女・元夫)の申し出を受け、申請を却下する選択をした
  • 却下は電話では受けられず、窓口で書類への記入が必要
  • 雛形なしのA4白紙に、自分の言葉で却下理由を書いて提出した
  • 母の通院のための車所持は認められないと改めて確認した
  • 生活保護の条件は、障がいの程度や状況によって大きく変わる

申請しないことを選んだけれど、それは「諦めた」のではなく、「今できる選択をした」ということ。生活保護を受けずに暮らしていけるように、やれることを続けていきます。


よかてんのひとりごと

却下の書類を書きながら、「これでよかったのかな」と何度も思いました。

でも、みーちゃんのドライブを手放してまで受け取る支援では、私たちの暮らしは守れない。そう思ったら、答えは出ていました。

家族に頼れることも、立派な選択肢のひとつだと今は思っています。


関連記事


ABOUT ME
よかてん
要介護5の母の在宅介護と発語のない最重度知的障がいの自閉症の娘(みーちゃん:22歳)の支援をしながら暮らす、シングルマザーです。 在宅介護と障がいのある子どもの支援は、日々予想できない出来事の連続です。 母の徘徊、通所の不安定さ、急な休み、家事との両立、制度の複雑さ…… その中で私自身が実際に困ったこと、助けられたこと、工夫して乗り越えてきたことを記録し、同じ悩みを抱える方の助けになればと思い、このブログを始めました。 このブログが、だれかの「今日の悩み」を少しでも軽くし、安心して介護や育児に向き合えるきっかけになれば幸いです。 私自身は、3年程お休みしていた訪問介護の仕事を再開しました。 お問い合わせやご相談があれば、どうぞお気軽にご連絡ください。