「この行動、いつまで続くんだろう」と思ったことはありませんか。

この記事は、発語なし・重度知的障がい自閉症のみーちゃんが4歳のころ、紙ちぎり・紙吹雪にはまって半年間リビングが片づかなかった話です。渦中にいた私が学んだことを残しておきます。


通園施設で覚えてきた「紙吹雪遊び」

娘が4歳のころ、通っていた通園施設では手指の運動の一環として、新聞紙やチラシをビリビリに破いて紙吹雪で遊ぶカリキュラムがありました。

ひらひら舞うものが大好きなみーちゃんにとって、まさにツボ。楽しそうに紙をちぎっては、ふわっと宙に放ってうっとり眺めていました。


当然、家にも持ち帰られた

気がつけば、テーブルの上の広告、届いた郵便物、ちょっと置いておいたメモ用紙まで片っ端からちぎられていく。

夢中でちぎって、満足そうにリビング中にばら撒く。

紙を破る音が聞こえたら最後、数分後にはフローリングが見えなくなるほどの紙吹雪状態。まるで毎日が紙の祭りでした。


片付けようとすると怒ってまた散らかす

困ったのはその後の片付けです。

片付けようとすると怒ってまた散らかす。どうやら紙吹雪は舞っている間だけでなく、舞い終わった後に床一面を埋め尽くさないといけないこだわりのようになってしまいました。

そういうわけで、しばらくの間、わが家のリビングは掃除がままならない状態でした。紙吹雪の中で食事して、紙吹雪の中でテレビを観る日々。


よりによって来客があった日

そんな中、来客があった日もありました。

玄関を開けた瞬間の「えっ……?」という顔。そしてリビングを見たあとの「……ああ」という、なんとも言えない反応。

どう言ったらいいのか迷っているのが表情に出ていて、私も苦笑いするしかありませんでした。

「ええ、まあ、今はこういう時期なんです」としか言えなかったけれど、その瞬間の空気も、今となっては思い出として話せるくらいになりました。


半年で終わった。そして学んだこと

今まで余暇活動は多動か水遊びしかなかったみーちゃんに、ひとつ遊びが増えたのは嬉しいことでした。でも「ずっと続いたらどうしよう」と思うとぞっとしたのも本音です。

結局、この遊びは半年ほどで終わりました。

このとき学んだこと。

「いつかは、終わる。」

どんなに大変な「今」も、永遠には続かない。みーちゃんとの暮らしで、何度もこの言葉に助けられてきました。


まとめ

  • 通園施設で覚えた紙ちぎりが家でもブームに
  • 半年間、リビングが紙吹雪で埋め尽くされる日々が続いた
  • 片付けようとすると怒るため、掃除もままならなかった
  • 来客があっても「今はこういう時期です」と言うしかなかった
  • 半年で終わった。「いつかは、終わる」が今も支えになっている

よかてんのひとりごと

あの頃の来客の「……ああ」という顔、今でも思い出すと笑えます。

説明する言葉が見つからなかったけれど、「見てもらえてよかった」という気持ちもあった。孤独な育児の中で、誰かに現場を見てもらえた瞬間でもあったから。


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ABOUT ME
よかてん
要介護5の母の在宅介護と発語のない最重度知的障がいの自閉症の娘(みーちゃん:22歳)の支援をしながら暮らす、シングルマザーです。 在宅介護と障がいのある子どもの支援は、日々予想できない出来事の連続です。 母の徘徊、通所の不安定さ、急な休み、家事との両立、制度の複雑さ…… その中で私自身が実際に困ったこと、助けられたこと、工夫して乗り越えてきたことを記録し、同じ悩みを抱える方の助けになればと思い、このブログを始めました。 このブログが、だれかの「今日の悩み」を少しでも軽くし、安心して介護や育児に向き合えるきっかけになれば幸いです。 私自身は、3年程お休みしていた訪問介護の仕事を再開しました。 お問い合わせやご相談があれば、どうぞお気軽にご連絡ください。