母の介護日記

リハパンを拒む母のプライド|“できる”を奪わないために

夕方、母の様子を見に行くと、高齢のヘルパーさんがケアに来てくださっていました。
トイレから出てきた母、リハパン(大人用オムツ)を履かずにズボンだけ履いてできてきたので、「リハパンを履きましょうか」と声をかけると、母は台所へ。
洗い物を始め、洗濯物をたたみだし、リハパンの話題を避けるように動き回ります。

ヘルパーさんも困った様子で、「パッドをつけるのが嫌みたいで、なかなか履いてくれないんです」と。
就寝時はリハパン+パッド装着ですが、腰まわりが窮屈になるのを嫌がり、
「今のズボンのままでいい」と断固として拒否。

そのまま外に出て植木の水やりを始めてしまいました。
暴言を吐くわけではありませんが、ヘルパーさんに「いちいちごちゃごちゃ言わないで!」の一言に、このヘルパーさんの時はいつもこんな感じなんだ・・・と想像できました。


拒否の波とプライド

思い返せば、リハパン拒否は認知症初期の頃から定期的に波があります。
なぜ今日は拒んだのか――。
たぶん、年の近いヘルパーさんに介助されるのが嫌だったのだと思います。

若いヘルパーさんの時は穏やかで、すんなり履いてくれることが多いです。
“介助される自分”を受け入れられない日が、まだあるのだと感じます。
それは、母のプライドの揺れでもあるのかもしれません。


対応と工夫

この日は、いったん無理に履かせるのをやめました。
ゆるめのズボンをすすめても聞かなかったので、「今日はそういう日」と切り替えることにしました。無理に履かせないことも、立派な介護だと思う。

ヘルパーさんが帰ってからもう一度だけ声をかけてみました。
すると、抵抗もなくすんなりリハパンを履いてくれました。
やっぱり、年の近いヘルパーさんに介助されるのはプライドが許さなかったのかもしれません。


今使っているリハパンと次に試したいもの

今は「リフレ うす型 長時間安心(Mサイズ)」を使っています。
腰まわりが柔らかくて履きやすいですが、リラパンツも気になっているので次回試してみます。
毎日使うものだから、ネットでまとめ買いがお得です。

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おわりに

拒否の波が来る日も、怒る日もあります。
それでも母の意見を尊重しつつ、毎日ケアしてくださるヘルパーさんのプロ意識の高さに感謝しかありません。

母のプライドを守りながら、今日も“できる”をそっと支えていきたいと思います。


ABOUT ME
よかてん
要介護3の母の在宅介護と 発語のない最重度知的障がいの自閉症の娘(みーちゃん:22歳)の支援をしながら暮らす、シングルマザーです。 在宅介護と障がいのある子どもの支援は、日々予想できない出来事の連続です。 母の徘徊、通所の不安定さ、急な休み、家事との両立、制度の複雑さ…… その中で私自身が実際に困ったこと、助けられたこと、工夫して乗り越えてきたことを記録し、同じ悩みを抱える方の助けになればと思い、このブログを始めました。 このブログが、だれかの「今日の悩み」を少しでも軽くし、 安心して介護や育児に向き合えるきっかけになれば幸いです。 お問い合わせやご相談があれば、どうぞお気軽にご連絡ください。