「訪問介護って、何歳まで続けられるの?」

そう気になっている方に、ヘルパーとして働く私がリアルな現場の話をお伝えします。
結論から言うと、訪問介護に定年はありません。
ただ、年齢より大事なことがあります。


訪問介護に定年はある?

訪問介護の仕事に、法律で定められた定年はありません。

雇用形態がパートや登録ヘルパーの場合、定年制度自体が
ない事業所も多くあります。
正社員として雇用されている場合は、事業所の就業規則に
よって定年が設けられていることもありますが、
再雇用や業務委託に切り替えて継続するケースも少なくありません。

つまり、「何歳になったら辞めなければならない」という
ルールはなく、体力と気力が続く限り働ける仕事です。

実際に何歳まで働いている人がいるか

母のケアに来てくれるヘルパーさんは、30代半ばから70代まで
幅広い年齢層です。

70代のヘルパーさんが、歩いて母のところへ来てくれることもあります。
移乗介助など体力が必要な場面はありますが、
担当する業務内容を調整することで、年齢に関係なく
活躍できる環境が整っています。

介護の現場では年齢より「来てくれる人がいる」ことへの
ありがたさを、利用者家族として日々感じています。


年齢より大事な「3つの条件」

訪問介護を長く続けられるかどうかは、年齢よりも
以下の3つが大きく関係していると感じています。

【1】体力・健康状態
身体介護(移乗・入浴介助など)は体への負担が大きい業務です。
一方、掃除・洗濯・調理などの生活援助中心であれば、
体力的な負担はぐっと下がります。
自分の体の状態に合わせて業務を選ぶことが、長く続けるコツです。

【2】通勤・移動手段
訪問介護は利用者宅へ直接出向く仕事です。
自転車や徒歩で行ける範囲の担当エリアを選べると、
移動の負担が少なく、長く続けやすくなります。

【3】担当業務の種類
「身体介護あり」か「生活援助のみ」かで、
体への負担が大きく変わります。
事業所に相談すれば、生活援助中心の担当にしてもらえる
場合もあります。


訪問介護が「長く続けやすい」理由

訪問介護は、働き方の柔軟さが他の介護職と比べて
大きな特徴です。

・短時間勤務が可能な事業所が多い
・週1〜2回から相談できる場合もある
・利用者宅への直行直帰で通勤負担が少ない
・1件ごとの訪問なので、自分のペースで動きやすい

フルタイムで働くのが難しい時期でも、
「週2日・1日3時間以内」といった形で続けられるのが
訪問介護の強みです。

育児や介護と両立しながら働いている人も多く、
ライフステージが変わっても働き方を調整しやすい仕事です。

家事経験がそのまま活きる仕事

訪問介護の業務は、特別な技術だけで成り立っているわけでは
ありません。

掃除・洗濯・調理・買い物同行など、
生活援助と呼ばれる業務は、家事の延長線上にあります。

長年、家庭を回してきた経験は、そのまま現場で力になります。

「私に何かできるだろうか」と思っている方ほど、
実は即戦力になれることが多い仕事です。

資格がなくても始められる事業所もあり、
働きながらホームヘルパーの資格取得をサポートしてくれる
ところもあります。

私が訪問介護を続ける理由

年金だけで生活できるのか、不安に思うことがあります。

シングルマザーとして、要介護5の母の介護と
発語のない娘の支援を続けながら、
「将来の自分はどう働くのか」を考えたとき、
訪問介護という選択肢は自分の中でリアルに残っています。

母のケアに来てくれる70代のヘルパーさんを見ていると、
「年齢を重ねても、誰かの役に立ちながら収入を得られる」
という姿が、そのまま自分の将来像と重なります。

体力より気力。経験より誠実さ。
訪問介護は、そういう仕事だと感じています。

3年のブランクを経て仕事を再開した私自身が、
今もそう思いながら現場に立っています。

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ABOUT ME
よかてん
要介護5の母の在宅介護と発語のない最重度知的障がいの自閉症の娘(みーちゃん:22歳)の支援をしながら暮らす、シングルマザーです。 在宅介護と障がいのある子どもの支援は、日々予想できない出来事の連続です。 母の徘徊、通所の不安定さ、急な休み、家事との両立、制度の複雑さ…… その中で私自身が実際に困ったこと、助けられたこと、工夫して乗り越えてきたことを記録し、同じ悩みを抱える方の助けになればと思い、このブログを始めました。 このブログが、だれかの「今日の悩み」を少しでも軽くし、安心して介護や育児に向き合えるきっかけになれば幸いです。 私自身は、3年程お休みしていた訪問介護の仕事を再開しました。 お問い合わせやご相談があれば、どうぞお気軽にご連絡ください。