在宅介護では、ケアマネジャー(介護支援専門員)との相性が、生活の負担にも安心感にも直結します。
しかし「どのタイミングでケアマネを変更すべきなのか」は分かりにくく、迷いが生じやすいテーマでもあります。
私自身は、これまで担当のケアマネに恵まれており、変更を考えたことはありません。
けれど、同じく親の介護をしている友人の話を聞き、
“ケアマネとの相性が悪いと、ここまで生活が難しくなるのか”
と驚いた出来事がありました。
この記事では、
友人のケースから見えた「注意すべきポイント」と、
一般的に言われる「ケアマネを変えるべきサイン」についてまとめます。
友人の体験から見えた“頼れないケアマネ”の特徴
友人のお母さまの担当ケアマネは、
困りごとを相談しても適切な対応が返ってこず、常に不安が残る状況だったそうです。
● 必要なサービス提案がほとんどない
状態が明らかに変わっているにもかかわらず、
新しいサービスの提案や見直しが出てこない。
「このままの生活で大丈夫なのだろうか」という不安が積み重なっていきます。
● モニタリングが“形だけ”になっている
モニタリングに来ても
・状況を丁寧に聞かない
・記録を取るだけで、深く踏み込まない
・表面的なやり取りで終わる
という印象が強かったとのこと。
● 相談しても「様子を見ましょう」で終わる
問題が起きているのに、
改善策ではなく “様子見” で終わってしまう。
結果として、友人の不安と介護負担は増える一方。
友人は
「相談しても前に進まない感じ。本当に頼りにくい。」
と漏らしていました。
この話を聞き、
ケアマネの質と相性は、在宅介護の安心感に直結する
ということを強く実感しました。
ケアマネを“変更した方がいい”とされる5つのサイン
友人のケースに限らず、一般的に以下の状況が続く場合、
ケアマネ変更を検討する人が多いと言われています。
① 連絡が遅い、または返事が来ない
緊急性の高い相談に対して反応が鈍い場合は大きな不安要素です。
② 家族の希望や不安を汲み取ってくれない
必要な支援よりも事業所の都合を優先されると、生活が安定しません。
③ サービスの提案・見直しがほとんどない
「状態が変わっているのにプランがそのまま」は信頼性を欠きます。
④ モニタリングが形だけで実態を把握していない
利用者の状態を理解していなければ、適切な支援プランは作れません。
⑤ トラブル時に頼れない
徘徊・転倒・排泄問題など、緊急時に相談できないケアマネは心許ない存在になります。
ケアマネを変更する手続きは難しくない
「変更したい」と感じた場合、次の手順で進められます。
- 地域包括支援センターに連絡
- 「ケアマネ変更を希望」と伝える
- 新しいケアマネの候補を紹介してもらう
- 初回面談で相性を確認
- ケアプランを引き継ぎ、変更手続きへ
ケアマネ変更は利用者の権利であり、遠慮する必要はありません。
まとめ:相性の良いケアマネは、在宅介護の“安心の柱”になる
私は幸運にも、信頼できるケアマネに担当していただいています。
しかし、友人の話を聞き、
「ケアマネ選びは在宅介護の中でも特に重要」
と改めて感じました。
ケアマネは、介護を支える中心的な存在です。
もし日頃の不安が積み重なっているなら、
一度相談したり、変更を検討してみることで、
介護の負担が大きく軽減される可能性があります。
介護する側も、される側も、
安心できる環境で過ごせることが何より大切だと思います。
