私が母のお金の管理を始めたのは、
要介護2になったばかりの頃でした。
認知が始まり、
自転車での転倒が続き、
ひとりで外出することが少しずつ難しくなってきた時期です。
それまでは、
「まだ大丈夫」「もう少し様子を見よう」
そう思いながら、母本人に任せていました。
けれど、転倒が重なり、
判断力も少しずつ怪しくなってきたと感じるようになり、
お金のことも例外ではないと思うようになりました。
最初にしたのは「引き落とし内容の把握」
私が最初に取りかかったのは、
通帳の引き落とし内容を一つずつ確認することでした。
正直に言うと、
「この通販はなに?」
というものが、いくつも出てきました。
母に聞いても、
「そんなの契約していない」
という返事ばかり。
実際に確認してみると、
本人に自覚がないまま続いている定期契約や、
もう使っていないサービスがほとんどでした。
本当に必要かを一つずつ確認して解約
引き落としを見ながら、
- 本当に契約しているのか
- 今も使っているのか
- そもそも必要なのか
を、一つずつ確認しました。
結果として、
すべて不要なものだったため、順番に解約。
本人が電話窓口に出なければならない契約については、
母の家から、平日の昼間に一緒に対応しました。
それだけで、
毎月3万円ほどの支出が減りました。
互助会に二つ入っていた
さらに確認を進めると、
互助会に二つ加入していることも分かりました。
ひとつは解約することができ、
解約金が戻ってきたため、
そのお金は生活費に回すことができました。
もし、
通販や引き落としに気づかずにいたら、
毎月の生活費は確実に赤字になっていたと思います。
管理は私が。母にはお小遣いとして月5千円。
お金の管理というと、
すべてを家族が取り上げるようなイメージを持たれがちですが、
私が最初にしたのは、
**「見えるようにすること」**でした。
通帳や引き落としなど、
全体のお金の管理は私がすることになりました。
一方で、
日々の食費については、
ヘルパーさんが買い物をするための財布を別に用意し、
そちらで管理しています。
それとは別に、
まだ歩けるうちは、
自分で買い物に行って、
食べたいものを自分で選びたいと思うだろうな、と思い、
本人が自由に使っていいお金を月に5,000円、
財布に入れることにしました。
この5,000円は、
おやつや果物など、
母が「自分で選びたいもの」を買うためのお金です。
何に使われているのか。
今も必要なのか。
続ける意味があるのか。
それを確認しながら、
すべてを管理するのではなく、
できる部分は残す、
そんな形を選びました。
よかてんのひとりごと
できることと、
もう難しくなってきたことが混ざっていて、
あの頃は、ほんとややこしかったな…って思います。
通帳を見ながら、
「これ何?」「これも?」「え、まだあるの?」
って、ひとつひとつ確認していくのが、地味に面倒くさい。
解約の電話も、
平日の昼間じゃないとできなくて、
ひとつ終わったと思ったら、また次。
派手じゃないけど、
こういうのが地味にストレスだったな・・・。