母の介護日記

要介護3になって変わったこと|支援の拡充と生活リズムの見直し

要介護3へ区分が上がってから、土曜夕方と日曜の朝・夕方にもヘルパー支援が追加されました。
見守りの時間が増えたことで、在宅介護の負担が大きく変わりました。

一週間の介護スケジュール(要介護3・一人暮らしの母)

曜日朝(9:00〜10:00)午後夕方
ヘルパー訪問デイサービス(13:30〜17:00)
ヘルパー訪問ヘルパー訪問(17:00〜17:30)
ヘルパー訪問デイサービス(13:30〜17:00)
ヘルパー訪問ヘルパー訪問(17:00〜17:30)
ヘルパー訪問デイサービス(13:30〜17:00)
ヘルパー訪問ヘルパー訪問(17:00〜17:30)
ヘルパー訪問ヘルパー訪問(17:00〜17:30)

*太字は要介護3認定されたことにより増えた時間。

今までは、ヘルパーさんが来ない土日の夜は私が行ってリハパンの交換をサポートしなければならず、
「どうしても行かないといけない」というプレッシャーを常に感じていました。

とくに、みーちゃんが体調を崩した時は本当に悩みました。
置いて行くこともできず、連れて行くこともできない。
でも、誰かが母の様子を見に行かなければ、
部屋中が尿もれで大変なことになるのは容易に想像がつきます。
そんな時は、弟夫婦に連絡して代わりに行ってもらうしかありませんでした。
親なので当然と言えば当然なのですが、弟夫婦に孫が誕生し、慌ただしい毎日が想像できるため、心のどこかでは「申し訳ない」と感じてしまい、安心よりも罪悪感が勝つ夜も少なくありませんでした。

しかし、要介護3になったことで全日ヘルパーさんが入ってくれるようになり、
夜間も安心して任せられる体制が整った
のは本当に助かります。
「どうしても行かないといけない」という強いプレッシャーから解放され、
心身の負担がようやく少し軽くなりました。

それでも、母の生活リズムや体調の変化を見守るため、
週に一度、土曜の夜は差し入れを持って様子を見に行く習慣は続けています。
母を支えてくださるケアマネさん、ヘルパーさん、まごころ弁当さん(安否確認してくれます)に感謝しかありません。


食材の管理が難しくなった母の冷蔵庫

母は認知症が進み、冷蔵庫に食材を入れても、すぐに取り出して食べてしまうことが増えました。
ヘルパーさんがケースに入れて見えにくくするなど工夫してくれていますが、見つかって食されてしまい、翌日の献立の予定が狂うことが・・・。
「まとめ買いして保管しておく」という方法が難しくなりました。

そのため、買い置きをやめて週3回の買い物に切り替えることにしました。
新鮮な食材を少量ずつ購入し、冷蔵庫の中を常に整理しておく。
それが、今の母の生活には一番合っているようです。


支援の増加がもたらした安心感

要介護3になり、週末のケアが加わったことで「見守りの空白時間」が減りました。
特に日曜は、朝と夕方にヘルパーさんが入るため、
食事や服薬、冷蔵庫の中の確認までフォローしてもらえています。

支援の量が増えると同時に、私自身の生活にも小さなゆとりが生まれました。
介護の形は変わっても、「母が自宅で安心して過ごせる時間を少しでも長く保つ」——
その思いは、これからも変わりません。

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ABOUT ME
よかてん
はじめまして。「よかてん」と申します。 発語のない重度知的障がいを伴う自閉症の娘「みーちゃん」との日々をブログに記録しています。区分認定4。 学校の中でも一番発達が遅かった娘も、今では22歳になりました。 このブログでは、療育や生活の工夫、家族の関わりなど、実体験をもとに書いています。 同じような状況の方や、関心を持ってくださる方の参考になれば幸いです。 わたくしごとですが、2025年、シングルマザーになりました。 障がいがある娘を連れての離婚についても書いていきます。 2025年から、一人暮らし要介護3の母の介護も本格的に始まりました。身体障害4級と認知症。 介護の記録も残していこうと思います。 ご意見・ご感想などございましたら、[お問い合わせフォーム]よりお気軽にご連絡ください。