離婚したからといって、子どもの親であることまで終わるわけではありません。

私はシングルマザーです。

発語なし自閉症のみーちゃんを育てながら、母の介護もしています。

元夫とは、夫婦としての関係は終わっています。

でも、みーちゃんの父親であることは変わりません。

今でも、日曜日の午後から、元夫がみーちゃんを遊びに連れ出してくれることがあります。

そして、その日の夕食は、みんなで一緒に食べることもあります。

この形を、外から見ると少し不思議に思う人もいるかもしれません。

でも、わが家にとっては、今のところこれが自然な距離感です。

元夫婦ではなく、みーちゃんの親として関わっている

離婚すると、元夫とは完全に関係を切る人もいると思います。

それが必要な場合もあると思います。

実際、私の友人たちの中にも、離婚後は元夫とまったく会っていない人がほとんどです。

理由はそれぞれです。

会わない方が心が穏やかでいられる人もいるし、子どもとの関係、金銭面、過去の出来事など、簡単には言えない事情がある人もいます。

だから、元夫と関わり続けることが正しいと言いたいわけではありません。

でも、私の場合は、完全に関係を切るという形にはなりませんでした。

理由は、みーちゃんがいるからです。

私の友人たちの中には、離婚後、元夫とまったく会っていない人も多いです。

その家庭にはその家庭の事情があります。

子どもに障がいがあっても、会話ができたり、短時間なら留守番ができたりする場合もあります。

また、元夫とは会っていなくても、養育費は滞ることなく振り込まれているという話も聞きます。

だから、「元夫と会わない」という形でも、生活が成り立っている家庭はあります。

でも、わが家の場合は少し違います。

みーちゃんは発語がなく、最重度の知的障がいがあります。

ひとりで留守番をすることも難しく、外出や食事、日常生活の中で、どうしても誰かの手が必要です。

私ひとりで全部を抱え続けるには限界があります。

だから、元夫がみーちゃんの父親として関わってくれることは、わが家にとって大きな助けになっています。

私が重度のストレスを抱えずに、障がいのある子を支えながら生活していくためには、今の距離感がベストなのだと思います。

近すぎても、きっとしんどい。

完全に切ってしまっても、私ひとりに負担が寄りすぎる。

だから、夫婦ではなくなった今も、みーちゃんの親同士として、必要なところだけつながっている。

その形が、今のわが家には合っているのだと思います。

日曜日にみーちゃんを連れ出してくれる

今でも、日曜日の午後から、元夫がみーちゃんを遊びに連れ出してくれることがあります。

みーちゃんにとっても、いつもと違う時間になります。

私にとっても、その時間は少し気持ちがゆるむ時間です。

障がいのある子を支えながら生活していると、親がひとりで抱える時間が長くなりがちです。

ずっと気を張っている。
ずっと予定を気にしている。
ずっと体調や気分の変化を見ている。

だから、数時間でもみーちゃんを見てくれる人がいることは、本当に助かります。

「誰かが連れ出してくれる」

それだけで、家の中の空気が少し変わることがあります。

夕食はみんなで外食することもある

元夫がみーちゃんを連れ出した日は、夕食はみんなで外食します。

離婚しているのに、夕食を一緒に食べる。

離婚しているのに、元夫と外食する。

そう聞くと、不思議に思う人もいるかもしれません。

でも、私の中では、これは夫婦としての食事ではありません。

みーちゃんを中心にした、家族のような時間です。

家ではなく外で食べることで、みーちゃんにとっても気分転換になります。

私にとっても、夕食を作らなくていい日があるだけで、かなり気持ちが楽になります。

夫婦ではない。でも、みーちゃんの親同士ではある。

その距離感は、言葉にすると少し難しいです。

ただ、みーちゃんが落ち着いて過ごせるなら、それでいいのかなと思っています。

すべてがきれいに割り切れているわけではない

もちろん、離婚後の関係が、いつも穏やかできれいに割り切れているわけではありません。

過去にはいろいろなことがありました。

今でも、考え方が合わないこともあります。

元夫に対して、何も思うことがないわけではありません。

でも、それを全部書き出しても、今のみーちゃんの生活が良くなるわけではありません。

私が大事にしたいのは、過去の正しさを争うことより、今のみーちゃんが安心して過ごせることです。

そのために、一定の距離を保ちながら関わる。

今は、それがわが家に合っているのだと思います。

障がいのある子を支えるには、頼れる人が必要

障がいのある子を支えながら生活していると、親ひとりでできることには限界があります。

母親だから全部できる。
シングルマザーだから頑張るしかない。
そう思いすぎると、続かなくなります。

家族、元夫、事業所、相談員さん、ショートステイ、ヘルパーさん。

形はいろいろでも、頼れる人や場所があることは大事です。

私にとって、元夫との関係もそのひとつです。

すごく仲が良いわけでも、何でも話せるわけでもありません。

でも、みーちゃんのことで関わってくれる。

それだけでも、私にとっては助かる部分があります。

離婚後の家族の形は、それぞれ違う

離婚後の元夫との距離感に、正解はないと思います。

関わらない方が安全な場合もあります。

距離を置いた方がいい関係もあります。

一方で、子どものために、無理のない範囲で関わりを続ける家庭もあります。

どちらが正しいとは言えません。

大事なのは、自分と子どもにとって安全で、無理が少ない形かどうかだと思います。

わが家の場合は、日曜日にみーちゃんを連れ出してくれる。

夕食を一緒に食べることもある。

それが、今の距離感です。

まとめ。夫婦ではなくなっても、親としての関係は残る

私は元夫とは離婚しています。

夫婦としての関係は終わりました。

でも、みーちゃんの父親であることは変わりません。

日曜日の午後にみーちゃんを連れ出してくれること。

夕食を一緒に食べること。

それは、私にとっても、みーちゃんにとっても、今の生活を支える一部になっています。

離婚後の家族の形は、人それぞれです。

完全に距離を置くことが必要な人もいると思います。

でも、わが家の場合は、一定の距離を保ちながら、みーちゃんの親として関わる形を選んでいます。

夫婦ではなくなっても、親として残る関係がある。

その距離感を、これからも無理のない形で続けていけたらと思っています。

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よかてん
要介護5の母の在宅介護と発語のない最重度知的障がいの自閉症の娘(みーちゃん:22歳)の支援をしながら暮らす、シングルマザーです。 在宅介護と障がいのある子どもの支援は、日々予想できない出来事の連続です。 母の徘徊、通所の不安定さ、急な休み、家事との両立、制度の複雑さ…… その中で私自身が実際に困ったこと、助けられたこと、工夫して乗り越えてきたことを記録し、同じ悩みを抱える方の助けになればと思い、このブログを始めました。 このブログが、だれかの「今日の悩み」を少しでも軽くし、安心して介護や育児に向き合えるきっかけになれば幸いです。 私自身は、3年程お休みしていた訪問介護の仕事を再開しました。 お問い合わせやご相談があれば、どうぞお気軽にご連絡ください。