要介護5の母がポータブルトイレへ移乗しようとして転倒。顔にあざができた日のこと
要介護5の母がポータブルトイレへ移乗しようとして転倒。顔にあざができた日のこと
要介護5の母は、普段はほとんど自分で動けません。
でも、暖かくなってきたからなのか、最近少し身体が動くようになってきました。
それ自体は、うれしいことでもあります。
ただ、在宅介護では「少し動けるようになったこと」が、別の危険につながることもあるのだと感じました。
先日、母がベッド横に置いているポータブルトイレへ、介助なしで移ろうとしたようです。
そのときに右の顔を打ってしまい、顔にあざができていました。
母本人は痛みはないとのことで、今のところ様子を見ることになっています。
今回は、ポータブルトイレへの移乗で起きた転倒と、デイサービスやケアマネさんとの連携について書いておこうと思います。
ベッド横のポータブルトイレに自分で移ろうとした母
母のベッド横には、ポータブルトイレを置いています。
介助があれば使えることもありますが、母は要介護5です。
ひとりで安全に移乗できる状態ではありません。
それでも、身体が少し動くようになったことで、自分で移れると思ったのかもしれません。
ベッドからポータブルトイレへ移ろうとして、バランスを崩したのか、右の顔を打ってしまったようです。
介護をしていると、「動けないこと」も心配ですが、「少し動けること」もまた心配になります。
昨日までできなかったことが、今日は少しできる。
それはうれしい反面、本人の判断と身体の動きが合わないと、転倒につながることもあるのだと思いました。
デイサービスが写真を撮ってくれた
今回のあざは、デイサービスが気づいて写真を撮ってくれました。
そして、ケアマネさんから連絡がありました。
こういうとき、関わってくれている人たちが気づいてくれることは、本当にありがたいです。
家族だけで介護していると、見落としてしまうこともあります。
特に、認知症があると、本人から詳しく状況を聞くことが難しい場合があります。
どこで打ったのか。
いつからあざがあるのか。
痛みがあるのか。
本人の言葉だけでは分からないことも多いです。
だからこそ、デイサービスやケアマネさんが変化に気づいて連絡してくれることは、在宅介護を続けるうえで大きな支えになります。
痛みはないとのことで、今は様子見
母は、今のところ痛みはないとのことでした。
そのため、今回はすぐに大きな対応をするのではなく、様子を見ることになっています。
ただ、高齢者の転倒や顔の打撲は、あとから症状が出ることもあると聞きます。
顔色、意識の様子、吐き気、痛み、腫れ、いつもと違う様子がないかは、気をつけて見ていきたいと思います。
少しでも気になる変化があれば、医療機関や相談窓口に確認することも必要だと思っています。
介護では、何かが起きたときに、すぐ正解が分かるわけではありません。
今回は様子見になりましたが、「大丈夫」と決めつけず、しばらくは気をつけて見ていこうと思います。
ポータブルトイレは便利だけれど、移乗の危険もある
ポータブルトイレは、在宅介護ではとても助かる道具です。
トイレまで歩くのが難しいとき、夜間の移動が不安なとき、ベッドの近くにトイレがあるだけで介護する側も本人も助かることがあります。
でも、今回のことで、ベッド横に置いているからこその危険もあると感じました。
本人が「行ける」と思って動いてしまう。
介助なしで移ろうとしてしまう。
足元がふらつく。
ベッドとポータブルトイレの距離や高さが合わない。
こうした小さなことが、転倒につながることもあるのだと思います。
今すぐ何かを大きく変えるところまでは考えていません。
ただ、こういうことが起きるのだと分かったので、母の様子を見ながら、必要があればケアマネさんやデイサービスと相談していきたいです。
動けるようになることが、安心だけとは限らない
暖かくなって、母の身体が少し動くようになったことは、うれしいことです。
でも、要介護5の在宅介護では、動けるようになることがそのまま安心につながるわけではありません。
動こうとする気持ちに、身体がついていかないこともあります。
本人は大丈夫だと思っていても、実際には支えが必要なこともあります。
介護する側としては、「動けないから心配」だけではなく、「動けるようになったからこそ心配」という場面もあるのだと感じました。
これは、実際に在宅介護をしてみないと分からなかった感覚です。
在宅介護は、周りの人との連携で支えられている
今回、デイサービスが写真を撮ってくれて、ケアマネさんが連絡をくれました。
それだけでも、家族としては助かりました。
在宅介護というと、家の中で家族だけが頑張っているように見えるかもしれません。
でも実際には、デイサービス、ヘルパーさん、ケアマネさん、主治医、いろいろな人に支えられています。
特に、母のように認知症があり、要介護度も高い場合、家族だけで全部を見守るのは難しいです。
だからこそ、変化に気づいてもらえること、連絡をもらえること、相談できる人がいることは、本当に大事だと思います。
まとめ|ポータブルトイレへの移乗で転倒することもある
今回は、母がベッド横のポータブルトイレへ介助なしで移ろうとして、右の顔を打ち、あざができた出来事について書きました。
痛みはないとのことで、今は様子を見ています。
今すぐ大きな対策を決めているわけではありません。
ただ、要介護5でも、身体が少し動くようになることで、介助なしに動こうとしてしまうことがあるのだと分かりました。
ポータブルトイレは便利な介護用品です。
でも、ベッド横にあるからこそ、移乗のときに転倒する危険もあります。
在宅介護は、何か起きたあとにすぐ正解が出るわけではありません。
そのときの本人の状態を見ながら、デイサービスやケアマネさんと相談しながら、少しずつ考えていくしかないのだと思います。
介護は、毎日同じようでいて、少しずつ変わります。
その小さな変化に気づきながら、母ができるだけ安全に過ごせるように見守っていきたいです。
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参考にした情報
消費者庁:高齢者の事故を防ぐために
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/caution/caution_055
消費者庁:高齢者の転倒事故に注意しましょう
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/caution/caution_040