【体験談】要介護2から要介護3に認定された理由。1年前と何が変わったのか
「要介護2から上がらない」と悩んでいる方に読んでほしい記事です。
この記事では、1年前に一度認定を申請して却下された母が、今回なぜ要介護3に認定されたのか、前回との違いと認定後の介護体制の変化をまとめます。
前回(1年前)の申請で認定されなかった理由
1年前は、母にまだ「自分でできること」がいくつか残っていました。
- うどんやゆでたまごなど、簡単な調理をIHやレンジで一応は自分でできた
- トイレも声かけで間に合うことが時々あった
- 調査員や主治医と会話ができる場面があった
「まだ自分でできる」という部分が残っていたため、要介護3の認定には至りませんでした。
今回認定された理由。何が変わったのか
今回は、日常生活のほぼすべての場面で状況が大きく変化していました。
食事面 目についたものを次々と口にし、食べた直後の記憶が残りません。レンジに入れたものを出し忘れたり、IHの消し忘れで鍋を焦がしたりと、自分で調理できなくなりました。
歩行面 膝の痛みと足のむくみで歩行が不安定になり、主治医から「転倒すれば歩けなくなる」と注意を受けています。
排泄面 トイレの感覚がほとんどなく、リハパンが欠かせません。夜間の尿漏れも増え、防水シーツまで濡れてしまうことが多くなりました。
入浴面 デイサービスでお願いしていますが、思い立ってひとりで入ってしまうことがあり、足が上がらず浴槽から出られなくなったこともありました。(ヘルパーさんが来て運よく発見)
認定の決め手は「認知面の変化」だった
今回の認定では、主治医からも「認知がかなり進んでいる」と指摘がありました。
身体の痛みやむくみよりも、食事の暴食・トイレの失敗・記憶の消失など認知面の変化が大きな要因になったと感じています。
「できなくなったこと」が日常の中で確実に積み重なっていた1年間でした。
要介護3は特養入所の最低基準とされているが
一般的に、要介護3は「特別養護老人ホーム(特養)への入所が可能になる目安」とされています。常時何らかの介助が必要な段階という意味です。
ただ、私の願いはすぐに施設へ預けることではありません。
これからの介護体制
ヘルパーさんやデイサービスに支えてもらいながら、母が慣れ親しんだ家で過ごす時間を少しでも長く保ちたいと思っています。ケアマネさんも在宅継続を支持してくださっています。
要介護3になったことで、ヘルパーさんが入れる時間が増える見込みです。母の「できること」を大切にしながら、私自身の負担も少しずつ整えていく予定です。
週に一度は私がみーちゃんを連れて顔を見に行き、母の好きな果物や和菓子を一緒に食べる——そんな穏やかな日常を、もうしばらく続けたいと願っています。
まとめ
- 1年前は「自分でできること」が残っていたため要介護3に認定されなかった
- 今回は食事・歩行・排泄・入浴すべての場面で状況が大きく変化した
- 認定の決め手は身体面より認知面の変化
- 要介護3は特養入所の最低基準だが、すぐに施設入所を考えているわけではない
- ヘルパー利用時間を増やしながら、在宅介護を続けていく予定
よかてんのひとりごと
1年前に「まだ要介護2です」と言われたとき、正直ほっとした部分もありました。でも今回認定が下りたとき、「ここまで来たか」という気持ちの方が大きかったです。
認定が上がることを喜べない複雑さ——介護をしている方なら、わかっていただけるのではないかと思います。