みーちゃん、外出時の便失禁(便もれ)が続いていて、
過去の記事を参照 発語なし・重度知的障がいのみーちゃん|3回目の外出先での便もれ事件と、トイレ意思表示のむずかしさ
「どう対応するのが一番いいのか」。
すぐに解決できる問題ではないと分かっていても、
本人の負担や周囲の対応を考えると、どれが正解なのか悩みます。
事業所の支援員さんに相談して決めた便失禁対応の考え方
先日、事業所の支援員さんに相談し、便失禁への対応について話し合いました。
その中で、私たちの考えが一致したのは、次の方針でした。
「漏れたとしても、失敗したと思わせないことを最優先にする」
注意したり、残念そうな態度を取ったりすることで、
本人が「失敗した」「ダメだった」と感じてしまうことを避けたい。
まずは、安心して過ごせることを一番に考えよう、という結論です。
便失禁を「失敗」と思わせないことを最優先にする方針
便失禁が起きたとしても、
叱らない、責めない、慌てないことを意識することにしました。
大人の反応ひとつで、本人の受け止め方は大きく変わります。
だからこそ、「何かあっても大丈夫」という空気を保つことを
大切にしたいと考えています。
朝の送迎時に行っている具体的な便失禁対策
朝の送迎時には、
夜用ナプキンを使用し、毛糸のパンツなどを重ねて履く
という方法を取ることにしました。
生理用なので完全に防げるわけではありませんが、
水分が多い便の時なら、多少でも吸収できる可能性があり、
ズボンまで染みてしまうリスクを減らす目的です。
オムツパッドではなくナプキンを選んだ理由(費用面の現実)
本来であれば、オムツ用のパッドを使うのが理想だと思います。
ただ、毎日使うとなると費用面の負担が大きく、
継続が難しいと感じました。
そのため、まずは夜用ナプキンで様子を見る、
という現実的な選択をしています。
よかてんのひとりごと
正解かどうかは、正直まだ分かりません。
ただ、便失禁そのものをゼロにすることよりも、
**「漏れても大丈夫な状態を先に作る」**ほうが、今は現実的だと感じています。
対策を考えるたびに思うのは、
うまくいかなかったときに、本人が傷つかないこと。
その一点だけは、絶対に外したくありません。
しばらくはこの方法で様子を見て、
また状況が変われば、やり方も見直すつもりです。
