みーちゃんの日常

自閉症の娘・22歳、みーちゃんの“身辺自立”の今

自閉症で知的障がいのある娘・みーちゃんも、今年で22歳になった。
言葉は出ないけれど、表情や動作で気持ちを伝えてくれるようになってきた。
そんなみーちゃんの“身辺自立”について、現時点の様子をまとめておこうと思う。


① 食事:こぼしながらも、しっかり食べる

みーちゃんは、スプーンとお箸を使って食事ができる。
お箸の持ち方は独特な「握り箸」スタイルだけど、小さな豆もしっかりつまめる。
毎食後はテーブルの上がかなり散らかるけれど、それも成長の証。

最近のお気に入りは「丼スタイル」。
お茶碗のご飯を丼ぶりに自分で移し、スプーンで小さく切ったおかずをその周囲に並べる。
最後に汁物やお茶をかけて、自分流の“即席どんぶり”を作って食べるのが定番になっている。


② 排泄:基本的には自立。生理時のみサポート

排泄は基本的に一人でできていて、排便後にはウォシュレットを使い、しっかり処理できている。
ただし、生理のときだけはナプキンの位置がずれてしまうことがあるため、見守りや軽い介助が必要。

家や事業所では、尿意を感じたら自分からトイレに行く。
ただし、外出先ではサインが出ないため、支援者が気づいて声をかける必要がある。


③ 入浴と歯磨き:まだ一緒に

入浴は、母と一緒に入っている。
「頭ゴシゴシして」と伝えると、自分で洗おうとするものの、数秒で終了することが多く、仕上げ洗いは必要。
体も同じく、ざっと触るだけで終わってしまうため、全身しっかり洗うにはサポートが不可欠。
歯磨きも、最終的には仕上げ磨きをしている。


④ 更衣:自分で選ぶように

21歳を過ぎた頃から、自分で服を選ぶようになった。
「ロゴは前」「ポケットは後ろ」という認識はあるため、ときどき前後逆になることも。
でも、服へのこだわりが出てきたのは大きな成長。


⑤ 娯楽:スマホとお気に入りのアイテム

みーちゃん専用のスマホでは、YouTubeの動画を見たり、過去の写真を見返したりして楽しんでいる。
ただ、なぜか外出先ではスマホを使おうとせず、バッグにしまってしまう不思議なこだわりがある。

充電が切れてしまうと、お気に入りのおもちゃを手にひらひらさせながら、静かに気持ちを落ち着けている。


日常で気になること

指の爪を噛む癖があるため、みーちゃんの指の爪を切ったことがない。足はの爪は定期的に私が切る。
指の皮も頻繁にむいてしまうため、毎日絆創膏が欠かせない。
その絆創膏を水で濡らすのがひとつのこだわりになっていて、1日に何度も洗面所へ向かう。
自閉症の方に多い「水への強い関心」が今後も注意点になるかもしれない。

そして、自傷行為は今でもほぼ毎日ある。
どこかしらに傷があり、ハイドロ絆創膏が日々活躍している。


今が、いちばん落ち着いているかも?

こうして改めて振り返ると、みーちゃんは少しずつ“自分でできること”を増やしている。
もちろん、まだまだサポートは必要。
でも、22年間の中で今がいちばん落ち着いている気がする。

――これでも(笑)

ABOUT ME
よかてん
要介護3の母の在宅介護と 発語のない最重度知的障がいの自閉症の娘(みーちゃん:22歳)の支援をしながら暮らす、シングルマザーです。 在宅介護と障がいのある子どもの支援は、日々予想できない出来事の連続です。 母の徘徊、通所の不安定さ、急な休み、家事との両立、制度の複雑さ…… その中で私自身が実際に困ったこと、助けられたこと、工夫して乗り越えてきたことを記録し、同じ悩みを抱える方の助けになればと思い、このブログを始めました。 このブログが、だれかの「今日の悩み」を少しでも軽くし、 安心して介護や育児に向き合えるきっかけになれば幸いです。 お問い合わせやご相談があれば、どうぞお気軽にご連絡ください。