発語なし自閉症・みーちゃんの日常

【自閉症】発語なし・重度知的障がいのみーちゃん|3回目の外出先での便もれ事件と、トイレ意思表示のむずかしさ

昨夜の出来事です。
長女とみーちゃんと3人で外食して、「今日いい日だったね〜」なんて言いながら車を降りた瞬間——

みーちゃん、突然のダッシュ。

あの時点で気づくべきでした。
あれは完全なる“フラグ”でした。

数分後、トイレから出てきたみーちゃん。
はい、間に合いませんでした。
外出時の便もれはこれで3回目。
楽しい夜のエンディングが、急にハードモードになります。


みーちゃんにとって「トイレの意思表示」はハードルが高い

みーちゃんは発語がありません。
食べたい物や欲しい物は自分で取りに行くので、欲しいものに関しては、そこまで困っていないと思います。

ただ、トイレは、自分からサインを出せません。(体調不良も含みます)

何度もトイレカードにはチャレンジしたのですが、みーちゃんはカードが大嫌いですぐ隠してしまいます。

そこで今は、
指でW・Cを作る「トイレの手話」 を教えています。

  • 親指と人差し指でC
  • 中指・薬指・小指を立ててW

(illustACさんからお借りしました)

毎日コツコツ練習しているものの、
まだ“自分から出す”段階には到達していません。


外出時の便もれは、本当に“突然”起きる

みーちゃんの場合、
出る直前まで自覚が薄いようです。

特にリスクが高いタイミングは——

  • 外食後
  • 長時間の外出
  • 水分の大量摂取(目を離すと500ミリペットボトルのお水一気飲みします💧)

大人が先回りしないと予防が難しい というのが正直なところ。


現在取り組んでいる対策

◆ ① トイレ手話の定着

外出前、帰宅後、入浴前、就寝前に、
こちらから必ず手話を出してトイレへ誘導。

最終目標は、
身体が反射的に「WC」の手話を出すレベル

生活介護事業所にも協力していただいてます。本当にありがたい・・・。

◆ ② 外出前チェックの徹底

「トイレ行こう」と声をかけ、
できる限り外出前に済ませる習慣づけ。

◆ ③ 外食時は食後すぐに誘導

これをやるだけでも事故率は減ります。

トイレがある環境なら、30分後にも再度トイレの声掛けしています。


パンツは、静かにストックが減っていく“消耗品”


生理や便漏れが重なると、気づくとパンツが数枚しかない!ということがある、よかてん家。

汚れたら一応洗ってみますが、漏れた量が大量だったり、洗いすぎて生地が敗れた時は捨てます。

ちなみに生理の時、洗剤はこちらを使っています。

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おわりに。よかてんのひとりごと

そして今日も洗濯機は静かにフル回転。
先週GUで買いだめした6枚990円(XL)のパンツは、
既にスタメンとして働いてもらっています。

でもきっといつか、
みーちゃんが自ら「WC」の手話を出してくれた瞬間——
私は泣きます。
みーちゃんが大好きな「はま寿司」でお祝いします。

次に購入するパンツはこれだー!!


GUが近くにないので、次はネットで購入します。

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ニッセンは安定の品質。綿100%、サイズ展開S~3Lと豊富なのもいいですね。

ここのブランド、デザインがかわいくて気になってます。ショートステイ用にしようかな。

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ABOUT ME
よかてん
要介護3の母の在宅介護と 発語のない最重度知的障がいの自閉症の娘(みーちゃん:22歳)の支援をしながら暮らす、シングルマザーです。 在宅介護と障がいのある子どもの支援は、日々予想できない出来事の連続です。 母の徘徊、通所の不安定さ、急な休み、家事との両立、制度の複雑さ…… その中で私自身が実際に困ったこと、助けられたこと、工夫して乗り越えてきたことを記録し、同じ悩みを抱える方の助けになればと思い、このブログを始めました。 このブログが、だれかの「今日の悩み」を少しでも軽くし、 安心して介護や育児に向き合えるきっかけになれば幸いです。 お問い合わせやご相談があれば、どうぞお気軽にご連絡ください。