認知症・要介護3・母の介護日記

【認知症】母のお金の管理を始めたきっかけと、最初にしたこと


私が母のお金の管理を始めたのは、
要介護2になったばかりの頃でした。

認知が始まり、
自転車での転倒が続き、
ひとりで外出することが少しずつ難しくなってきた時期です。

それまでは、
「まだ大丈夫」「もう少し様子を見よう」
そう思いながら、母本人に任せていました。

けれど、転倒が重なり、
判断力も少しずつ怪しくなってきたと感じるようになり、
お金のことも例外ではないと思うようになりました。


最初にしたのは「引き落とし内容の把握」

私が最初に取りかかったのは、
通帳の引き落とし内容を一つずつ確認することでした。

正直に言うと、
「この通販はなに?」
というものが、いくつも出てきました。

母に聞いても、
「そんなの契約していない」
という返事ばかり。

実際に確認してみると、
本人に自覚がないまま続いている定期契約や、
もう使っていないサービスがほとんどでした。


本当に必要かを一つずつ確認して解約

引き落としを見ながら、

  • 本当に契約しているのか
  • 今も使っているのか
  • そもそも必要なのか

を、一つずつ確認しました。

結果として、
すべて不要なものだったため、順番に解約。

本人が電話窓口に出なければならない契約については、
母の家から、平日の昼間に一緒に対応しました。

それだけで、
毎月3万円ほどの支出が減りました。


互助会に二つ入っていた

さらに確認を進めると、
互助会に二つ加入していることも分かりました。

ひとつは解約することができ、
解約金が戻ってきたため、
そのお金は生活費に回すことができました。

もし、
通販や引き落としに気づかずにいたら、
毎月の生活費は確実に赤字になっていたと思います。


管理は私が。母にはお小遣いとして月5千円。

お金の管理というと、
すべてを家族が取り上げるようなイメージを持たれがちですが、
私が最初にしたのは、
**「見えるようにすること」**でした。

通帳や引き落としなど、
全体のお金の管理は私がすることになりました。

一方で、
日々の食費については、
ヘルパーさんが買い物をするための財布を別に用意し、
そちらで管理しています。

それとは別に、
まだ歩けるうちは、
自分で買い物に行って、
食べたいものを自分で選びたいと思うだろうな、と思い、
本人が自由に使っていいお金を月に5,000円
財布に入れることにしました。

この5,000円は、
おやつや果物など、
母が「自分で選びたいもの」を買うためのお金です。

何に使われているのか。
今も必要なのか。
続ける意味があるのか。

それを確認しながら、
すべてを管理するのではなく、
できる部分は残す

そんな形を選びました。


よかてんのひとりごと

できることと、
もう難しくなってきたことが混ざっていて、
あの頃は、ほんとややこしかったな…って思います。

通帳を見ながら、
「これ何?」「これも?」「え、まだあるの?」
って、ひとつひとつ確認していくのが、地味に面倒くさい。

解約の電話も、
平日の昼間じゃないとできなくて、
ひとつ終わったと思ったら、また次。

派手じゃないけど、
こういうのが地味にストレスだったな・・・。

関連記事

ABOUT ME
よかてん
要介護3の母の在宅介護と 発語のない最重度知的障がいの自閉症の娘(みーちゃん:22歳)の支援をしながら暮らす、シングルマザーです。 在宅介護と障がいのある子どもの支援は、日々予想できない出来事の連続です。 母の徘徊、通所の不安定さ、急な休み、家事との両立、制度の複雑さ…… その中で私自身が実際に困ったこと、助けられたこと、工夫して乗り越えてきたことを記録し、同じ悩みを抱える方の助けになればと思い、このブログを始めました。 このブログが、だれかの「今日の悩み」を少しでも軽くし、 安心して介護や育児に向き合えるきっかけになれば幸いです。 私自身は、3年程お休みしていた訪問介護の仕事を再開しました。 お問い合わせやご相談があれば、どうぞお気軽にご連絡ください。