避難所で一番心配なのは、娘のパニックだ」
そう気づいたとき、防災の備え方がガラッと変わりました。
この記事では、重度知的障害・発語なしの自閉症の娘(みーちゃん)を持つわたしが、実際にわが家で準備しているグッズをご紹介します。
「うちの子には何が必要?」という問いのヒントになれば嬉しいです。
自閉症の防災は「特性に合わせた備え」が必要です
一般的な防災グッズリストには、食料・水・懐中電灯などが並びます。
もちろんそれも大切。
でも、感覚過敏のある子・パニックになりやすい子・コミュニケーションが難しい子には、もうひとつの備えが必要です。
それは「安心できる環境をつくるためのグッズ」。
みーちゃんのために用意しているグッズ
精神安定グッズ(ぬいぐるみ・洗濯ばさみ)
みーちゃんは「ひらひらさせる」のが好きです。
小さなしまじろうのぬいぐるみを手に持って、ひらひらさせるのが落ち着く行動のひとつ。
洗濯ばさみも同様で、ひらひらさせてます。
子どもが「これをしていると落ち着く」というアイテムは、普段から把握しておくことが大切ですよね。
ちなみに、みーちゃんはしまじろうを洗濯バサミで挟みます(泣)
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感覚グッズ(ガーゼブランケット)
避難所は感覚過敏の子にとって過酷な環境です。
知らない音・知らにおい・知らない光。次々と刺激が押し寄せます。
みーちゃんには、肌触りの良いガーゼ素材のブランケットを準備しています。
お気に入りの感触があるだけで、落ち着き方が違います。
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自分のにおいがついたもの
嗅覚が敏感な子には、見慣れないものより「嗅ぎ慣れたもの」が安心につながります。
みーちゃんの場合は、みーちゃん自身のにおいがついたものを入れています。
着慣れたTシャツや、いつも使っているハンドタオルなど。自分のにおいが「ここは安全」というサインになるようです。
小さなお子さんの場合は、お母さんのにおいがついたものも効果的です。
ぬいぐるみでも、タオルでも。「お母さんのにおいがする」それだけで、子どもの不安がやわらぐことがあります。
動画環境(スマホ+オフラインダウンロード)
避難所では電波が不安定になることがあります。
そのため、スマホに好きな動画をあらかじめダウンロードしておき、オフラインでも見られるようにしています。
Youtubeはプレミアム会員、Netflixなどはアプリ内のダウンロード機能が使えます。
動画は、みーちゃんにとって最大の安定剤です。
蓄電(モバイルバッテリー・ポータブル電源)
動画が見られても、電源が切れては意味がありません。
大容量のモバイルバッテリー、余裕があればポータブル電源も検討してみてください。
わが家では充電切れを「防災上のリスク」と位置づけています。
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ホワイトボード(視覚支援・お絵かき)
発語のない子との避難生活では、コミュニケーションが課題になります。
ホワイトボードがあれば、文字や絵で「次に何をするか」を伝えられます。
視覚支援としても、気分転換のお絵かきとしても使えるので、1枚あると安心です。
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さいごに
発語がなくても、感覚過敏があっても、その子に必要なものは必ずあります。
お子さんが「これがあると落ち着く」というもの、ひとつ思い浮かびましたか?
それが、わが家流の防災グッズの出発点です。
よかてんのひとりごと
みーちゃんも私も避難所で生活した経験がありません。
だから「避難所でみーちゃんがどうなるか」は、正直わかりません。
学校の避難訓練では、大きめの声が出ていた記憶。運動場まで走って逃げるのにテンション上がっただけの可能性大(泣)
実際、避難所で生活することになったら・・・現状が理解できないだけに、想定しておかないといけないことたくさんありますね・・・。