母の成年後見人になって、最初の仕事が初回報告でした。

提出期限は2026年8月4日。

前の記事では「これから準備を始めます」と書きましたが、無事に提出が終わりました。

期限より1週間以上早く出せました。

この記事では、実際に何日かかったのか、どの書類でつまずいたのか、出したあとどうなったのかを書いていきます。

先に書いておくと、いちばん大変だったのは収支予定表でした。

数字を書くだけだと思っていたら、現金で払った分は領収書のコピーが必要でした。

これから初回報告をする方の目安になればと思います。

家庭裁判所には行かず、郵送で出した

初回報告は郵送で提出しました。

家庭裁判所に持参する方法もありますが、私は行きませんでした。

平日の昼間に家裁へ行くと、みーちゃんの帰宅時間に間に合いません。

年金事務所のときと同じ理由です。

郵送でできる手続きは、郵送で済ませる。

介護と育児を同時に抱えていると、これが一番現実的な選択になります。

作業は2日間で終わった

「1か月以内」と言われたとき、正直かなり構えていました。

でも実際に作業したのは、仕事が休みの日の2日間だけです。

1日目は、資料集め。

銀行へ行って通帳を記帳しました。

そのあと、領収書や請求書を探して集めます。

介護保険関係の通知書も必要でした。

医療費、薬代、介護サービス、宅配弁当。

支払いの種類ごとに、根拠になる紙を一か所にまとめる作業です。

この日はほぼ紙を探して終わりました。

2日目に、書いて封をしました。

資料さえ揃っていれば、書く作業自体はそれほどかかりません。

つまり、大変なのは書くことではなく、集めることでした。

もちろん、1か月まるまる余裕があったから2日で済んだ、という面もあります。

書類がどこにあるか分からない状態だったら、もっとかかったと思います。

財産目録は、思っていたより簡単だった

準備を始める前は、財産目録がいちばん大変だと思っていました。

でも違いました。

大きな財産の調査は、申立てのときに一度やっています。

だから初回報告では、そのときの財産目録をもとに、通帳を記帳して最新の残高に更新するのが中心でした。

裁判所が見ているのは、残高そのものよりも、申立てから今までのお金の動きが説明できるかどうかだと思います。

いちばん時間がかかったのは、収支予定表

思っていたのと逆で、手こずったのは収支予定表でした。

理由は、数字を書くだけでは終わらなかったからです。

支出には、根拠になる資料が必要でした。

ただ、全部に領収書がいるわけではありません。

私の場合はこう分かれました。

口座振替になっているものは、領収書がなくてもわかるので領収書コピーはしませんでした。

通帳を見れば、いつ、いくら引き落とされたか分かるからです。

現金で払ったものは、領収書をコピーして提出しました。

医療費や薬代など、現金を出したものです。

ここで時間を取られました。

数字を埋める時間より、領収書を探してコピーする時間の方がずっと長かったです。

赤字の場合は「今後どう改善するか」を書く

収支予定表で、いちばん手が止まったのはここでした。

収入より支出が多い場合、これからどう改善していくのかを書く欄があります。

母の収入は年金だけ。

支出は、介護サービス、医療費、薬代、宅配弁当、日用品、家の維持費。

要介護5でひとり暮らしなので、どれも削れるものではありません。

収支は数千円ですが、毎月赤字です。

年金を増やすことはできません。

介護サービスを減らせば、母の生活が回らなくなります。

私が書いたのは、この一行です。

「預貯金でカバー、食費軽減」

赤字の分は母の預貯金から補い、食費は抑えていく。

正直、それ以外に書けることがありませんでした。

在宅介護をしていると、赤字は努力不足ではなく、そういうものだと分かります。

でも書類の上では、改善するものとして扱われる。

その距離が少し不思議でした。

食費や日用品の細かいレシートは、金額だけ書いた

困ったのが、食費と日用品です。

毎日の買い物のレシートを全部コピーするのは、さすがに現実的ではありません。

私は細かいレシートまではコピーせず、金額だけを書いて提出しました。

面談のときに参与員さんへ質問した感触からも、1円単位でぴったり合わせることまでは求められていないのだと思っています。

ただ、これは私に届いた書類と、私が聞いた範囲の話です。

家庭裁判所や担当者によって、求められる資料は違うかもしれません。

迷ったら、提出前に電話で確認するのが確実だと思います。

これから後見人になる方へ

今回いちばん実感したのは、これです。

現金で払ったものは、領収書を残しておくこと。

口座振替にできる支払いは、口座振替にしておくこと。

支払い方法を口座振替に変えておくだけで、次の報告のときにコピーする紙が減ります。

同じ書類はまとめてファイリング。

それだけで、報告の作業はずいぶん楽になります。

口座をまとめる手続き中

遺族年金の受取口座を、老齢年金の受取口座にまとめたいとずっと思っていました。

遺族年金はゆうちょ銀行、老齢年金は都銀。

都銀にまとめたい。

まとめたら次の報告(令和9年4月)の報告は、今より楽になります。

出したあと、家庭裁判所からは何も来ない

郵送してから1週間ほど経ちますが、家庭裁判所からは何の連絡もありません。

受け取りましたという通知も来ません。

最初は「届いているのかな」と少し気になりました。

でも、不備があれば連絡が来るはずです。

何も言われないということは、そのまま受理されたのだと思っています。

よかてんのひとりごと

いま、ヘルパーさんに買い物をお願いしているのは、母の朝食と日用品です。

スティックパン、ヨーグルト、野菜ジュース。

それと、おやつとトイレットペーパーなどの日用品。

ヘルパーさんはさすがプロで、安いお店で買ってきてくださいます。

本当にありがたいです。

それでも、物価高で母の生活費は大打撃。

今から預金残高を増やしていくのは、どう考えても無理です。

このままだと、いつか来るお葬式代が出せません。

じゃあ家を売ればいいのかというと、その家も売れないわけで。

そうなると、結局は私が出すしかないのが実状です。

収支予定表の改善欄に「預貯金でカバー」と書きながら、

その預貯金がいつまでもつのか、まだ計算していません(-_-;)

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ABOUT ME
よかてん
要介護5の母の在宅介護と発語のない最重度知的障がいの自閉症の娘(みーちゃん:22歳)の支援をしながら暮らす、シングルマザーです。 在宅介護と障がいのある子どもの支援は、日々予想できない出来事の連続です。 母の徘徊、通所の不安定さ、急な休み、家事との両立、制度の複雑さ…… その中で私自身が実際に困ったこと、助けられたこと、工夫して乗り越えてきたことを記録し、同じ悩みを抱える方の助けになればと思い、このブログを始めました。 このブログが、だれかの「今日の悩み」を少しでも軽くし、安心して介護や育児に向き合えるきっかけになれば幸いです。 私自身は、3年程お休みしていた訪問介護の仕事を再開しました。 お問い合わせやご相談があれば、どうぞお気軽にご連絡ください。