今年の正月、母は普通のおせちと冷凍弁当で三が日を過ごしました。

母は要介護5で、一人暮らし。普段の食事は宅配弁当を利用しています。

その宅配弁当が年末年始はお休みのため、12月31日から1月3日は母の食事を用意しないといけません。2026年はおせちを少しずつ3日に分けて出して、足りないところは冷凍弁当にしました。

現在、母は刻み食。

この記事に書いていること。

・年末年始、宅配弁当や配食サービスが止まること
・刻み食の家族に、おせちをどう出すか
・普通のおせちを刻むのでは足りないと考えた理由
・別居しているときの受け取りと解凍の段取り
・年内にやっておくことのリスト

結論:おせちと冷凍弁当。来年もこの形でいきます

変えるのは、おせちと冷凍弁当の種類だけです。今年は普通のおせちでしたが、来年はやわらかおせち、やわらか食対応冷凍弁当にします。

おせちで正月の味を出して、足りない分は冷凍弁当で埋める。

年末年始、宅配弁当は止まります

自治体の配食サービスは、年末年始が休業になるところがほとんどです。「祝休日および年末年始を除く」と書かれているのが標準。民間の宅配弁当も、年末年始は配送を止める会社があります。

事業者ごとに違うので、11月のうちに確認しておくのが確実です。

連休中の介護サービスがどうなるかは、GWのときにも書きました。GW、ヘルパーさんは来てくれるの?在宅介護のリアル

今年の正月は、普通のおせちを3日かけて食べました

2026年の正月は、通販のおせちを1つ買いました。元日に全部出すのではなく、少しずつ、3日に分けて。

母は完食しました。田作りだけ少し食べにくそうにしていましたが、それも残さず食べています。

おせちはもともと日持ちする作り置きです。だから三が日の食事になる。ごちそうとしてではなく、実用として役に立ちました。

足りない分は、冷凍弁当で埋めました

おせちだけで3日を通すのは、量としても飽きの面でも無理がありました。

なので、ワタミの冷凍弁当を用意しておきました。おせちを少しずつ出しながら、合間に温めて出す。三が日はこの2つでなんとかなりました。

冷凍弁当は、宅配弁当が止まっている間の主食になります。おせちだけでは足りないというより、おせちは正月らしさの担当で、日常のごはんは別に要る、という感覚でした。

現在は刻み食

刻み食に変えたときのことは、こちらに書いています。要介護5の母、食事中に大量の唾液が。宅配弁当を刻み食に変更し、主治医に相談した結果

母には入れ歯があります。噛むことはできます。

刻み食に変えたのは、嚥下力の低下です。急いで食べると唾がたくさん出てしまうことが何回かあり、刻み食にしてからそれがなくなりました。今は落ち着いています。

ただ、飲み込む力そのものは落ちています。噛めることと、飲み込めることは別です。

宅配弁当の刻み食は、問題なく食べられています。

刻めばいい、と思っていました

宅配弁当の刻み食が食べられているなら、おせちも刻めばいい。最初はそう思っていました。

今年のおせちは完食しています。田作りだけ少し食べにくそうでしたが、それも食べました。昆布巻きも、数の子も、黒豆も。

でもそれは、普通食だったときの話です。

おせちと宅配弁当は違うのではないか、と思うようになりました。宅配弁当のおかずには煮汁があります。あんがかかっているものもある。刻んでも、口の中でまとまりやすい状態になっているように思います。

おせちは保存食です。日持ちさせるために、水分を飛ばし、汁気を切ってある。

飲み込む力が落ちていると、汁気を切った状態が難しいと言われています。介護食の分類でも、刻み食は「きざみとろみ食」としてとろみとセットで扱われることがあります。刻むこと自体が飲み込みやすさにつながるわけではない、ということだと思います。

2027年のおせちは、「やわらかおせち」を選びます

介護食のおせちには、やわらかさのレベルがあります。歯ぐきでつぶせる、舌でつぶせる、ムース食。日本摂食嚥下リハビリテーション学会の分類にそって作られている商品もあります。

母は刻み食で食べられているので、ムース食までは必要ないと思っています。見ているのはこの3つです。

・やわらかさのレベル
・刻まずに出せるか、刻む必要があるか
・品数と量(食べきれる量か)

一段重のものもあります。三段重を買って食べきれずに残すより、そのほうが合っているかもしれません。

飲み込みの状態は人それぞれです。迷ったら、ケアマネさんや専門職に相談してから決めるほうが安全だと思います。

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このおせちは、介護食+通常食が一段ずつ。母と一緒におせちが食べられる嬉しさ。

お餅はもう出しません

消費者庁の分析では、65歳以上の餅による窒息死亡は2018年が363人、2019年が298人。そのうち43パーセントにあたる282人が1月に集中していて、正月三が日だけで127人。元日の1日だけで67人です。

餅は温度が下がると硬くなる性質があります。器の中ではやわらかそうに見えても、喉を通るときには冷えて硬くなっている。同時に、貼りつきやすさも増します。

消費者庁も小さく切って少量ずつ、と呼びかけていますが、もう母はお餅は食べられる状態ではないので、大好物でも出せません。

冷凍弁当も、やわらか食へ

冷凍弁当のほうも見直します。

今考えているのは、ウェルネスダイニングのやわらか宅配食です。やわらかさが3段階から選べます。

・ほどよくやわらか宅配食(食材の形を残しつつ、やわらかく)
・かなりやわらか宅配食(歯ぐきでつぶせる。形は残っている)
・ムースやわらか宅配食(舌でつぶせる)

母は入れ歯で噛めるので、ムースまでは要らないと思っています。「ほどよく」か「かなり」のどちらかです。

決め手は、まとまりやすさに配慮して作られている点でした。この記事でずっと書いてきた、刻むとバラけるという心配。そこに向き合って作られているものなら、母にも合うかもしれないと思っています。

冷凍弁当は他社とも比べています。介護の冷凍弁当おすすめ11選。やわらか食・制限食まで目的別に比較【母の在宅介護の実体験】

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自宅で受け取って、母宅へ運びます

冷凍おせちは12月29日から30日着のものが多く、クール便なので置き配ができません。母は家にいますが、玄関まで出て受け取ることができない。だから、うちで受け取って持っていきます。

やわらかおせちは12月31日着。私が自宅で受け取ったら、すぐ母宅へ持って行く予定です。

年内にやることリスト

11月まで

・宅配弁当や配食サービスの年末年始休業日を確認する。いつ止まって、いつ再開するか。ケアマネさんか事業所へ直接
・再開が5日以降になる年もあるので、何日分を自分で用意するか計算しておく

おせちを注文するとき

・到着日と時間帯が指定できるか確認する
・冷凍か冷蔵か。冷凍なら解凍に何時間かかるか
・元日の朝に出したいなら、到着日から逆算して間に合うか
・受け取れる人がいるか。クール便は置き配ができません

12月中に
・冷凍庫の空きを確認しておく
・おせちの受け取り日に、家にいられるか確認する

昨年末は年末年始、ヘルパーさんはどの時間に来てくれる?では私はいつ母宅に行かないといけない?などのスケジュール調整に時間がかかったので、今年は早めに調整して、バタバタしないお正月を迎えたいです。

よかてんのひとりごと

おせち料理? いやいや、まだお盆ですやん。

でも、もうおせちの販売始まってます。いつか買うなら早割利用した方がお得♪


ABOUT ME
よかてん
要介護5の母の在宅介護と発語のない最重度知的障がいの自閉症の娘(みーちゃん:22歳)の支援をしながら暮らす、シングルマザーです。 在宅介護と障がいのある子どもの支援は、日々予想できない出来事の連続です。 母の徘徊、通所の不安定さ、急な休み、家事との両立、制度の複雑さ…… その中で私自身が実際に困ったこと、助けられたこと、工夫して乗り越えてきたことを記録し、同じ悩みを抱える方の助けになればと思い、このブログを始めました。 このブログが、だれかの「今日の悩み」を少しでも軽くし、安心して介護や育児に向き合えるきっかけになれば幸いです。 私自身は、3年程お休みしていた訪問介護の仕事を再開しました。 お問い合わせやご相談があれば、どうぞお気軽にご連絡ください。